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執筆者の写真Keiko KIKUCHI

Paris je n'ai pas de chance/パリ 運がない私

パリ到着まであと5分というときに、友人達から「プラザアテネホテル」まで来てと連絡が入りました。

携帯で「了解」と返信。

その後再度、友人からメッセージが届き「パティシエの Christophe Michalakさんに会えるかもよ~♥」と。

えっ、本当に?わぁー Michalakさんに会えるなんて嬉しい!と思ったのもつかの間

突然携帯の画面が真っ黒に。

え?嘘?なにこれと大慌て。

取り敢えずタクシーに乗り込み、プラザアテネへ。

車内で携帯をいじくりまわすも、復旧の兆しなし。(まだ購入して4か月しか経っていないのに!)

あっという間にホテルに到着してしまいました。

友人からはプラザアテネと連絡があったものの、待ち合わせ場所の指定がありません。

サロンドテに行き、サービスの方達に尋ねるも私の友人らしき姿は見ていないとの返事…

とても親切なサービスの女性に「テラスは確認してみましたか?」と聞かれ、今度はテラスを一周するも友人達はいません。

う~ん、困りました。

私の友人がChristophe Michalakさんの知り合い。おそらくMichalakさんに会うためにわざわざプラザアテネに来たのだろうと想像するも定かではなく、想像。

何度かサロンドテとテラス、正面玄関を行ったり来たりするも友人達の姿はなく、これはもう確実にホテル内のどこかにいるだろうと勝手に判断。

サロンドテの席に座り、カフェを注文し、サービスの女性と携帯が壊れた話しをしながら待つこと30~40分ほど、友人達が現れました。

この日はプラザアテネで一流のパティシエさん達のClub des Sucrés という会があり、友人がMichalakさんからのお誘いを受けたためだったそうです。

そしてその会も終了。私のもう1人の友人はもちろんMichalakさんに会ったとのこと。それから他にもたくさんの一流パティシエの方々にお目にかかったそうです。

私は以前からMichalakさんやペニンシュラのシェフパティシエの方のファンだったのに、非常に残念でした。

まさか4か月前に購入した携帯が壊れるとは予想が付かず、友人達の電話番号も控ていません。

普段どんなに携帯に依存しているのかがよくわかりま。

サービスの女性にお電話をお貸ししましょうかとお声をかけていただくも、電話番号がわからないことにはかけようがありません。

友人達も事故でもあったのかと私を心配し、外に出たり入ったりしたそうです。私も何度も外に出たりしていたので、おそらくお互いにぐるぐるしすれ違ったようです。

今後はこのような事がないように、最小限の連絡先は控えていこうと思います。

皆様もくれぐれもご注意を!

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