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執筆者の写真Keiko KIKUCHI

迷子のウエスティ

先週末、迷子になってしまった犬がやってきました。

日曜日に久しぶりに自宅でのんびりと寛いでいたところ、

突然、ピンポ~ンとチャイムがなり、主人と顔を見合わせながら誰だろう???

窓から外を見てみると、門の前に自転車を持った5-6人もマダムとムッシュ。

全くもって、面識のない人達です。

主人と二人で外に出てみると、

「犬がうちの敷地の脇にいる」「危ない」…などと、ちょっと外国なまりのあるフランス語で言ってきたのです。

どうやらこの人達、ドイツ人のツーリストのよう。

「偶然通りかかったら犬がいて、道路が危険」と言うも、その犬をひょいと抱え、

門の内側にいる私達に託しました!

うちにはビジューがいるし、どうしようかと考え、

主人も私も数秒、ぽかーんという感じで犬を見つめたまま固まってしまいましたが、

その犬とビジューが楽しそうに遊ぶ姿を見て、ちょっと我に返り、

飼い主さんを探さねばと、首輪に電話番号や住所はないか、またはお耳の中にタトゥーはないかと隅々まで確認するも、何も見当たりません。

日曜日は獣医さんも市役所も休みの為、犬を探している人がいるかどうか確認することも出来ず

仕方ないので一晩はうちで預かることに。

翌日、まずは市役所に迷子犬を預かっていることを伝え、誰か探しているか確認。しかし該当者なし。

次に近所の獣医さんに確認。

すると、ウエスティを探している人が隣町の獣医さんのところにいるから電話をしてみてと。

早速、隣町の獣医さんに電話をかけてみると、確かに探している人がいました。

市役所、獣医さん、そして隣町の獣医さんとの連携は素晴らしいですね。日本もそうなのでしょうか?

そして、ちょうど庭でビジューと迷子犬のウエスティを遊ばせているとき、数時間後に飼い主さんが見えました。

飼い主さん、そして迷子犬ちゃんも一目ですぐわかったようです。

ふたりとも(飼い主さんと犬一匹)もの凄く嬉しそう♪

迷子犬ちゃん、飼い主さんのもとへ走り寄っていきました。

昨日、また家のチャイムが!

迷子犬の飼い主さんが、奥さん、お子さんと一緒に見えて、

先日は預かってくれて本当にどうもありがとうございましたと、

お花を持ってわざわざお礼にいらして下さいました。

若いご夫婦で、奥様はとても控えめな感じのする方。5歳くらいのクルクルした金髪のお子さんは柔道着を来ていて(とっても可愛い男の子でした)、犬が戻り本当に喜んだそうです。

飼い主さんと迷子犬ちゃん、再会できて本当によかったですね。私もほっとしました!

ビジューも体の中にチップは入っているものの、首輪には連絡先がわかるようなものは記していなかったので、

早速、首輪の裏に名前と電話番号を書きました!

これからヴァカンス時期、迷子犬が増えるそうです。犬を飼われている方、首輪に連絡先を記入しておきましょう。

そして、いなくなってしまった場合には、役所、獣医さんにすぐに連絡することをお勧めします。

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