昨晩22時頃、主人が雨戸を閉めに外に出るついでに、ビジューもちょこっと外へ。
数分後、「わんわんわんわん!」と吠えるビジュー。
また何か見つけたかな?それにしても22時頃の暗い中、動物がいるわけでないし、おかしい。
すると主人が「早く外に来てみて!」と大慌て。
ビジューに何かあったのではないかと、それはびっくりして靴も履かずに外へ出ました。
吠えるビジューと、じーっと何かを見ている主人。
恐る恐る見てみると、なんととげとげの身を真ん丸にしたエリソン君でした。
きっとビジューがお鼻でツンツンしたのではないかと。
エリソンとはハリネズミの事。フランスだと、ぬいぐるみだったり、比較的子供にも大人にも愛されている小動物。
本当に真ん丸になり、お顔とお腹を隠しています。ビジューを危険と思い、こうやって防御したのですね。
ビジューも初めてみるエリソンにかなり腰が引けていました。。。
(ビジューは一度も狩りをしたことのない猟犬です。)
このエリソン、夜行性で昼間はお目にかかれないんです。非常に残念で悲しいことですが、
私が見たことのあるエリソンは、道路で事故にあってしまい天国に行ってしまったものだけ。
とってもおとなしく、庭のカタツムリを食べてくれたりと、私達にはとっても有難い動物です。
近年、森からうっかり道路に出てしまったり、庭に使用する農薬が原因で激減しているそうです。
前からエリソンを見てみたいと言っていた私、そんなエリソンを自分の家の庭でおめにかかるなんて、
とっても嬉しかったです。
でもきっとエリソンは吠えるビジューや私達の声でとても恐かったことと思います。
お顔は一度も見れませんでしたが、タオルでそっと包み森に返してあげました。
朝、エリソンを置いた場所に行ってみると、その姿はなく、きっと自然に帰ったのでしょうね。
これからも無事に森で生きてくれることを願う私なのでした♪