昨日は月に一度の生け花教室。
毎月行くのが楽しみ🌸
(まだ始めてまもないので、腕前はまだまだ!)
アソシエーションなので和気あいあいという感じですが、
結構皆、真剣に生けています。
フランス人の先生とフランス人の生徒の中に混じって生け花を学ぶのも
フランス人の先生から日本のエスプリを聞くのも面白いです。
先生が日本のエスプリを説明しているとき、その感覚が良く分かります。
海外で生活をしていてもやっぱり私は日本人だなーと思ったり。
それにしても先生、私よりも日本の精神をわかってらっしゃいます。
この前なんて、畳のサイズまで教えてもらいました。
先生の説明は勿論フランス語ですが、生け花のもともとの単語はそのまま日本語。
例えば剣山はkenzan、盛花はmoribana、折止めはoridomeという感じでフランス語なまりの日本語です。
先生も生徒も皆、普通に日本語の単語を使っていますが、
「これって、どういう意味?」などと聞かれることがしばしば。
そんな中、先日は「奏」とはどういう意味かとの質問。
奏でという言葉、私の頭の中には歌や楽器、音楽として使う言葉しかなく、花で使う言葉としては???
しかも奏でるという意味は、目に見えるものではないので、これをどうフランス人に伝えればよいのか、本当に悩みました。
そうなると、どうして「花奏」という生け方の名前が付いたのかが気になり、日本の小原流に問い合わせをするも
とても丁寧に教えていただました。
それを私なりに訳し、先生へ報告。理解していただけたかどうか心配はありましたが、さすがクリスチーヌ先生、
どうやら理解していただけたようです。
本当にありがとうと、喜んで下さり
そしてなんと、お礼にピンクの可愛らしいチューリップをいただいてしまいました♥
家の中が一気に春色です。
クリスチーヌ先生、こちらこそどうもありがとうございました♪